こんにちは。台風一過のあとは月がきれいですね。ぽとりです。
さて、最近妻の健康診断の結果が返ってきたので眺めていたら、総ビリルビンが基準より高め、LDLコレステロールが基準値より低めで異常値が出ていました。
要精密検査・治療の文字にひるみつつも、体重が低すぎ(40kg台)、最近だるさを感じるなどの症状と合わせて、内科での診断内容も踏まえつつ、これらの組み合わせで考えられるリスクや原因を調べてみました。
同じような方がいたらぜひ参考にしてみてください。
ビリルビンが高い
ビリルビンが高いと肝臓や血液の病気のリスクがあるそうで、目に見えるところでは目の黄ばみが出るそうです。
妻は特にそういったことはなく、ネットで調べると「体質的にビリルビンが高めの人がいる」とのこと。…体質的な問題ならセーフなのか?
さすがにネット情報だけだと不安なので、健診結果を受けて内科を受診したところ「体質性黄疸(Gilbert(ジルベール)症候群)でしょう」とコメントをもらいました。聞いたことない。
Gilbert症候群って?
名前はなんだか難病の雰囲気を漂わせていますが、実態はかなり身近な「体質」だそうです。
肝臓の酵素が少し弱いために、血液中のビリルビンが高めに出やすい体質で、日本人だと20人に1人くらいの割合だそうです。割と多いですね。
疲れや空腹、ストレスがかかると数値が上がりやすいが、基本的に害はなく、治療も不要とのこと。
白目が少し黄色っぽくなる人もいるけど、それ以上の心配はほとんどないとのことですが、目が黄ばんだらだいぶ焦るのでは…。少なくとも私ならすぐ病院受診させちゃいそうです。
ひとまずは「ちょっと黄疸っぽいけど心配いらない体質」なんですね。ちょっと安心。
LDLコレステロールが低い
一方で、LDLコレステロールが低いのは体質というより生活の影響が大きいと指摘されました。
妻は昔から痩せ型で、体重は40kg台。私と同じ量食べているはずですが、全然太らないんですよね。うらやましくもありますが、ここまでやせ型だとやはり健康のリスクが出てくるようです。
LDLコレステロールは、「悪玉」と呼ばれることも多いですが、ちゃんと人体に必要な要素で、細胞やホルモンの材料を運ぶ大事な役割を担っている。低すぎるのはそれはそれで問題らしい。
両方が同時に出てくる意味
総ビリルビンが高めで、LDLが低め。この二つが同時に出るときに考えられるのは、以下のようなものが挙げられるそうです。
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肝臓の能力低下
処理能力が落ちればビリルビンが増えるし、合成能力が落ちればLDLが減る。両方がつながりやすい。 -
体質的なビリルビン上昇+痩せや食事の影響によるLDL低下
これはよくある組み合わせだそうで、特に後者は普段の生活習慣を変えることで治していった方がよいとのこと。 -
甲状腺機能の異常
これ、動悸、体重減少、汗かきなどが伴う場合は要チェックらしいです。一応次に内科に行くときに甲状腺の検査もすることになっているので、この項目はまだ切り捨てづらい。
とはいえ、妻は動悸や発汗はないため③の線は薄そうです。いまのところ②が濃厚かなぁ(お医者さん的にも)といったところで、しかしこれで何か起きる確率は相当低いといわれてました。
今考えている対策案
体質性黄疸は仕方ないとしても、まず体重が低すぎるのはなんとかしないといろんな病のリスクを呼び寄せそうなんですよね。
お医者さんからは、筋肉をつけなさいということを言われており、さっそくジムを探して通うことにするようです。
家で自重トレーニングなどでもいいのですが、本気でなんとかするならお金払ってトレーナーについてもらってやった方が確実に効果が出そう。(と本人も言っている)家だとどうしても子どもの世話とか用事とかでやらない日が出てきそうです。
まずは来年の健診まで頑張ってみるとのことで、またどういう効果があったかは書こうと思います。
まとめ
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総ビリルビン高め=必ずしも病気ではなく体質の場合もある
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LDLコレステロール低め=痩せすぎや食生活の影響が大きい
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体重低すぎの解消のため筋肉をつける
本人も改善にやる気なので、なんとかサポートしていければと思います。来年の健診はいいスコアが出るといいなぁ。
※以上の内容はあくまで妻のケースであり、同じ数値でも人によって原因や意味は異なります。気になる症状がある場合は必ず医師に相談してください。